からし湿布の作り方
効能
肺炎、咳 (結核、 感冒など)、 神経痛、肩こり、 ヒステリー、 疲労回復、咽喉痛、
中耳炎、虫垂炎、風邪の予防など
準備するもの☆ 和からし粉 からし粉と同量湯、 手ぬぐい (さらしや使わなくなったタオル等)
方法
①適当な容器にからし粉 50gに対し、同じ量の湯を加えて、十分かき混ぜます。
(やや硬めが良い。 最も効果をあらわす温度は55度です。
70度以上になれば効果が減り、100度以 上または35度以下では効果がありません。)
②手ぬぐいに約3mmの厚さに①のカラシを塗り、布でカラシを挟むようにして、
皮膚に直接当たらないように、胸または背中に乗せます。
(湿布を乗せる部分にはあらかじめスイマグクリームを塗り、
胸の場合は乳首をティッシュペーパー等で保護する。)
③皮膚が赤くなる時又はピリピリ感が強いときは、ただちに布を取り去ります。
※5 分以内に発赤するのは効果のよく現れた証拠であり、
症状が軽いことを示しています。 20分以上経っても発赤しない場合や、
発赤しても直ちに退色消失したら重症に近いと言 えます。
注意事項
・発赤しないからといって20分以上貼らないで下さい。
・湿布は一日に一回です。 状況によって一日二回してもよい。 (なかなか発赤しない方)
・一度使用したカラシ湿布は、捨てずに乾燥しないようにビニール袋に入れて保管してください。
・4回までは使用できます。 再度使用する際は、電子レンジ、 蒸し器などで温め なおして下さい。
・カラシが古い時は、冷めた番茶か、大根おろしのしぼり汁を入れると効き目が戻ります。
・子供や皮膚の弱い方は小麦粉を混ぜて行います。 カラシ1に対し、
小麦粉1~6と小麦 粉の量のほうが多くなることもあります。
道場ではお子さんの場合は1:1で行っていま す。
自宅でされる場合は皮膚の状態により、小麦粉の量を調節して下さい。
※子供や皮膚の弱い方のみ 小麦粉を混ぜます
※手ぬぐいに約3の厚さに カラシを塗り挟み使用します